塩鯖あーかいぶす

家事と算数とサイエンス

第9回日曜数学会開催。

ここのところ精肉業務、長男の進学マターと重なり

告知等々何も出来ないまま今回迎えてしまいました(汗)

準備したといえば、飲食物と場所の手配くらいかと・・・

今回は日程があったので二男も参加してくれました。

 

会場は高輪台のshiroganedaibilセミナールームをお借りしました。

最寄り駅(都営浅草線高輪台駅)から程近く

すごくきれいな会場なのとごみの処理の点ですばらしいとか

個人的には思いました。

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オープニングトークの中で、キグロさん主催のこんな企画の話がだされ

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(この企画については後日キグロさんの方から発表があるということで

 しばしのお待ちを)

とにもかくにも始まりました。

 

今回のプログラムはこんな感じで。

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1.キグロ「ユークリッドによるユークリッドの互除法の説明」
2.まこぴ~「フィボナッチ数列のとある恒等式
3.三好潤一「図形パズルの足し算、かけ算、方程式」
4.Kuma「FECとは何だろう」
5.おおとや「計算するということ」
6.mattyuu「血液型の割合に感じる神の意思」
7.みうら「確率の中のリーマン・ゼータ」
8.秋山久義「検地の面積測量」
9.岩淵勇樹「フラクタル音楽1周年記念」
10.三崎吉剛「πとマンデルブロート集合の出会い」
11.オウムガイ「嗚呼、素晴らしき計算尺

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キグロさんのユークリットの互除法についての説明は

線分であらわした動画がすばらしく、そこに質問が集中しました。

あいかわらずいいですねえ。

 

次のまこぴ~さんの発表で。

毎回遠くから足を運んでくださるまこぴ~さん。

発表の会を重ねるにつれて、どんどん発表のスタイル向上!していくので

すばらしいと思います。

フィボナッチは奥が深いですねえ。

 

三好さんの発表は数の演算はどんなパズルにあたるのか?の考察で。

私自身、遊びでパズルをやる程度なんですが、なるほど考えてみれば・・

ということで感心しました。

 

Kumaさんは誤り訂正符号のお話で。

うちの二男が「CD-Rにどうやってデーターを書き込むのか」と

質問をオットくんになげかけたら、

晩御飯を食べながら誤り訂正符号について説明をしてくれました。

そのときにも言ってたのが

エラーがどこで発生しているのか、場所をみつけてやるのが大事。

場所が見つかれば訂正は出来る。

そうそう。DNAの読み取りでもエラーの話が出てくるんだ。

誤り訂正符号の話からそんなことをインスパイアした。

 

つぎはおおとやさんのお話で、計算機の話。

そっか。苦手なこともできないこともあるのかと

新たな発見があった。普段あまり考えないかも。

なんだって処理できるって思っちゃってるから。

 

次はmattyuさんの血液型の話。

もともとあたしは生物選択で、

一番数学っぽくて大好きだったのは

この血液型を含め、遺伝って分野だったんだよね。

今回はmattyuさんがどんな話に持ってくるのかなー?とわくわく。

へえぇ、なるほどー。と思いました。

神の意思を感じるか。うん。

 

うちの男たちの出産を担当した強面の産婦人科の先生は

腕がいいし、聞くとなんでも答えてくれる方だった。

いろいろ医学的に説明を重ねた後に、

「医学的な話はこうではあるけど、神の領域の部分は多いよね。

 僕の子供は娘二人だし(汗)」

神の意思というところでその話を思い出した(苦笑)

遺伝とか生殖とかの分野では「神の意思を感じる」瞬間は多いかも。

 

みうらさんの発表は確立の中のリーマンゼータの話。

もう、次の日の数学カフェのイントロダクションでしょうか?の超越数の話が。

確率なのに、すごく不思議・・・・。

 

秋山さんは検地の話をしてくださいました。

検地は身近じゃないけど、

測量とみれば・・・土木関係が家族内に多すぎるのでかなり身近な話なはず。

もう十字法をこえる検地方法がいろんな意味でなかったんだなぁと思ったり。

資料もいただけて本当に二度美味しい。ありがとうございます。

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岩淵さんはフラクタル音楽一周年!記念講演。

毎日こつこつフラクタル音楽を発表していくって大変だったと思いますが

大事ですねえ。MP3に出展されるようなので、

あとで報告待ってます。

 

次は三崎さんの発表。

マンデルブロート集合をテーマにお話してくださいました。

マンデルブロート集合自体は目にしたことがあるのですが

なんだろう??だったあたし。

三崎さんの発表で、そ、そうだったんだ?!とつながりました。

ぱっと見「規則的な気泡」を連想してしまったんですが、

関係あるのかなぁー・・・・・。

途中機械トラブルがあり

ホワイトボードを使って発表となりました。

お手数おかけしましてすみません。

 

ラスト、オウムガイさんは計算尺!への愛を語る話(違)

アナログで計算するには計算尺!その原理から、

計算操作の仕方まで教えてくださいました。

そうそう。すごく大きな計算尺があるのは文献でみたことがあります。

携帯できないし、

操作するのは大変だなぁー・・と素直な感想を持ってしまいました。

 

発表はここまでで、後は懇親会となり、思い思いにご歓談されていました。

 

今回、あたしのお知り合いが出席してくださいまして。

文字のやり取りは比較的長い期間しているのですが

実際にお会いするのは初めて!だったのでいろいろお話しました。

話すとどんどん共通項が出てきて、わきあがる親近感といったところ。

たくさんお話が出来て本当に良かったです。

また是非参加してくださいね。

 

今回の展示はこんな感じでした。

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算術の本と「中国式の城郭をつくろう」の本がすごくひかってます。

 

差し入れも何品か。

綾塚さんのさくらんぼがおいしかったー!

どなたかが差し入れてくださったチーズ味のカールもひさびさにおいしかった!

地味にあたしが仕込んだ5年物の梅酒もそっと混ぜておきましたが

なかなかだとお褒めの言葉を頂戴したので、あたしは満足です。

 

主に業務と学校行事等々の関係で

実際に顔を出せる機会も

今までよりも学に触れる機会も減っているこのごろ。

子どもを育てているとそんな時期ってあるものです。

 

だからではないのだけど

本当にあたしにとっては非日常な1日はひさびさに楽しかったです。

 

考えてみれば、学校にいるときから、

サークルの飲み会やるぞといえば、お店のセッティング。

研究室で飲むぞといえば、予算決めて買出しに行ってセッティング。

結婚したら、まぁ、家庭運営だし、

子ども産まれて、幼稚園に入ったら、

委員に選出されて、バザーの店舗セッティング。

今度は、長男の高等部で

委員に選出で、イベントの取り仕切り。

日曜数学会でももろもろセッティングしました(汗)

 

いろいろ手が回っていないところ、

至らぬところがあったかと思います。

出席者の方々、tsujimotterさん、キグロさんに助けてもらい、かつ

ゆるしてもらえてるからできるようなところがあるかもしれません。

 

みなさまありがとうございます。

そしてお疲れ様でした。

 

また次回、おそらく10月開催予定ですが

みなさまの参加をお待ちしております。

よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

ティラミスかもしれない。

長男はティラミスが好きだ。

毎度市販のものを購入していたのだけど

ふっと思って自分でつくることにした。

マスカルポーネチーズの箱の

作り方に従ってみる。


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ココア、インスタントコーヒー、

生クリーム、マスカルポーネチーズ

ビスケットあと砂糖が必要とのこと。

 

箱に書かれていた材料から

変更したのは、

ビスケットを食パンで代用。

作りおきのコーヒーゼリーと

カシューナッツをくだいて加えたこと。

 

下準備としてマスカルポーネチーズを

室温にもどしてやわらかくしておく。

容器、ボウルなど調理器具は洗って水気を拭いておく。

 

まずは食パン1/2枚を2-3cm角程度に切って

バター大さじ1でカリカリになるまで

炒める。


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炒めたら、

小さじ2のインスタントコーヒー

大さじ3の熱湯

チーズに添付されていたリキュールを混ぜ合わせた液体に

パンを浸漬する。

次にボウルに生クリーム100mlに大さじ2の砂糖を加え、

角が立つまで泡立てる。


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泡立てた生クリームにマスカルポーネチーズ100gを加え

よく混ぜる。


あとはチーズ、パン、コーヒーゼリー、

カシューナッツを器に交互に盛って


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最後にココアパウダーを降って完成ー。



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スーパーにある材料で出来るものだねえ。

 

ちなみにビスケットを使う場合は5-6枚をくだいて

コーヒー液に浸す。

カステラとかでもオイシク出来そう。

出来上がりはモロゾフの小さい容器軽く4こ分出来ますよん。

 

別れは突然やってくる

ちょっと整理するために書くことにする。

リンク等はつけないので読んだ人のみということで。

 

うちの長男、二男ともなぜか別れる星をもっているらしく、

幼稚園、小学校、実は中学校でも

「担当したら次年度何らかのかたちでいなくなる」ということが多い。

長男も二男も情緒にやや問題がある。

長男は不安感が強すぎるので

すごくベテランの先生が担当し、次年度定年退職というケースが多く、

二男は年度内での担任変更を2度経験した。

あまりに稀有な体験すぎるのでこれについては公には語ることはできない。

 

異動をしても、卒業をしてもつながる方はつながるので

年賀状のやりとりはあったりする。

 

今年は特に長男、高等部に進学が決まり、

どうなっただろう?と気にかけてくださる先生もいらっしゃったので

進学先のご報告をかねて年賀状を書いていた。

 

旅行から帰ってきて、いろいろな方々から返事が届いた。

進学先決まってよかったねとお祝いの言葉をいただけたり

近況報告も書いてあったりして、なかなか楽しい。

 

その中で、見慣れない苗字の年賀状があった。

なんだろうとよく読むと・・・・

長男の小学校1年から2年にかけてお世話になった担任の先生のご家族から。

担任の先生が亡くなったご報告だった。

 

小学校に入学したときから本当にお世話になった。

さらに当時幼稚園児だった二男までお世話になり、

二男のことまで心配してくださった。

小学校一年のときは別の子の担当だったのだけど、

まとめてお世話になっていた。

 

長男の自力登校訓練もつきあってくださった。

「大雑把だから、気がつかないところがあったら

遠慮なくおっしゃってくださいね」

・・・そうはいうけど、よく気がつく。

長男との付き合い方もうまい、

ゆずるところはゆずるけど、

ゆずらないところは絶対ゆずらない。

そのさじ加減が絶妙だった。

 

本来なら、長男が一学年終わったら定年退職の予定だったのだけど

一年だけ延長してくださって、

二学年目は本当に長男の担当となった。

長男の不安感ともうまくつきあってくださった。

アドバイスもしてくださった。

 

この先生が担当してくださったから

後の学年に続いたんじゃないかと思うくらい。

「でももうこの一年でラストじゃないかな」という気がしていた。

決定的になったのは

学年最後の面談時。

たいてい次年度の話がでる。次年度はこうしていこうか、ああしていこうか

そんな話だ。

ところがこのときの面談は違った。

それをも飛び越えた先の話をした。5年後、10年後の話だ。

「あ。もう別れが近い。」直感的にそう思ったら、

離退任式の名簿に先生の名前があった。

あったので、長男と二男は折り紙で花を折り、花束にした。

二男の年少の先生が退職することになり、みんなで花を折ったので

そのやり方をまねたのだ。

二男は離退任式のときには幼稚園が春休みになっていたので

出席して別れを言いにいって一旦さようならをした。

 

で、時は流れて、長男の小学校の卒業式のときに

長男に会いに来てくださった。

すごくよろこんでくださった。「大きくなったねえ。中学校でもがんばりなよ」

なんて声をかけてもらって、長男もあたしもうれしくなった。

 

高等部進学もきっと「よかったね!!」

なんていってコメントくださるかなと思ってた。

 

いつまでもそのままはかぎらないのだ。

なにがあるかわからないんだ。

 

さようならっていえることは幸せなことだと思う。

最後にさようならって伝えられなかったことは何度もあったから

余計思うのかもしれない。

 

今度、たくさんお土産話をするために

いろいろネタを仕込んでおかないとな。とは思ったけど

 

弱ったな。しばしまた一人になっちゃった気もするな。

・・・実はあたしもその別れの星をもってるようなので仕方ない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第8回日曜数学会開催。

今年始まって最初の投稿・・

12月は仕事が繁忙期で勤務日数時間もうなぎのぼりの一ヶ月・・

早くから決まっていたにもかかわらず、

LTの内容も告知、準備等々全て整わず、

なにもかも直前進行となってしまい、、、、

本当に申し訳ありません(泣)

 

で年初めの日曜数学会。第8回を先日開催しました。

今回の会場は目白セミナールームという場所をお借りしました。

 

冬休みの二男にも声をかけると「行きたい」というので

必然的に二男も準備を手伝ってもらいました。

茶菓子の選定から買出しから、荷造り、荷物運び。

二男がいなければたぶん持ちきれなかったと思われ。

本当に助かった。二男よ。ありがとう。

 

荷物も多いし、早めにいこうということで家を出て

なつかしの西武線で向かいました。

二男とは別件で何度も西武線を使って移動をしたなぁ。

 

30名程度といっていたのだけど、

ふたを開けてみたら、35名。すごい。

初めての方も多くてうれしかったなぁ。

 

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オープニングはこんな感じ。

今年から1月、6月、10月開催とすることや

夏合宿は運営メンバーが集まったら開催したい!みたいな話をしてみました。

 

今回の登壇は、

キグロさんのポワソン分布等統計の話。

秋山さんの"Think -a-Dot”の数理の話。

根上さんのプログラムの話。

三好さんの時空次元論の話。

Pusapati Sivaramさんのインド式数学の話。

鈴木さんのテイラー展開の話。

mattyuさんの蔵本予想の話。

岩淵さんの記数法の話。

curekoshimizuさんの級数の話。

みうらさんの平方和と素因数分解の話の10名。

 

いやぁ。濃かった。

 

キグロさんの統計のお話。

ポワソン分布、ガンマ分布、指数分布の差異についてでしたが。

あたし、学校で統計学が必修科目だったので(実験にはどうしても必要)

結構やりましたが、たぶんポワソン分布が主だったかも。

よく使うからかなぁー・・・。だからなじみはあるんだけどー・・・

勉強するとなかなか面白い分野ではあるかな。

 

秋山さんのThink -a-Dot・・ってタイトルだけ見たらなんだろう?と

思っていたのですが、これおもちゃだったんですね。

でもこのおもちゃの数理がすごい。群までつながっちゃうんだー・・と

感動しました。

ちなみに。あたしも15ゲーム、

小さいときに家にあったのでずっとやってました。

一人でもくもくとやるパズルとかはかなり好き。

基本的に一人上手だし。

 

根上さんのプログラムの話。

縁がありそうで、縁がなく、

遠い昔の仕事と激しく遊んだ関係で

perlは少しわかる、コマンドはわかるかなぁ。程度。

ちゃんとやったら楽しいのかもー・・。

 

三好さんのお話はちょっとSFチックだった。

時空とか次元、というとどうしてもSF?とイメージしてしまうー・・

途中で知ってる式とか出てきて現実に引き戻された感が(汗)

 

Pusapati Sivaramさんのインド式数学の話は目からうろこがぼろぼろと。

こうやって計算するんだ!へえ!へえ!!と感心ばかりしてました。

初めて参加してくださったのですが、ぜひぜひ!またご参加ください。

 

鈴木さん、遠くからお越しくださりありがとうございます。

テイラー展開の話、遠い昔の高校数学を思い出しました。

式がきれい!

趣味だから、いろんな発想と見方が出来て

ここまで到達できるのかもという気もしました。

 

mattyuさんの蔵本予想の話。

うわさの千葉さんと先輩後輩の関係だったんですね。

で、蔵本予想。

あたしはこの話、今回初めて知ったんですが、

今回のLTの中で一番馴染み深かった(笑)

・・というか捉えやすかった。

なんか結晶方面というか、glass transitionにつながりそう。

 

岩淵さんの記数法の話。

記数法??と思っていたら、1、2、たくさんの話??からスタート。

ん?と思ったんですが、記数法の彼方にいってました(汗)

 

curekoshimizuさんは級数の匠の技を見せてもらいました(笑)

途中でうたいながらLTをされる方も初めて。でした。

 

みうらさんは平方和と素因数分解のお話を。

まさかのもっちょさんの冬素数の話が出てくるとは!!

・・・・というか今回の日曜数学会、もっちょさんの引用数が高かった!

もっちょさん、すごい(笑)

 

全てのLTが終わり、記念撮影をしてから

二次会?(懇親会)を行いました。

みなさんゲームをしたり、

ホワイトボードをつかって数学談義をしたり、、、

和気藹々と楽しんでいらっしゃいました。

 

あたしは数学とは関係ない被服の話から

もろもろ家庭科の話をしてました(汗)

 

でも懇親会の時間が長く取ったほうが楽しいかも。というのは個人的感想です。

 

ちなみに懇親会では素数大富豪等も行われていたのですが

綾塚さんが持参してくださったこのゲームがなかなかヒット。

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プレーしている姿がどうみてもマージャンっぽかったのは

気のせいでしょうか・・・

 

思い思いにもりあがってお開きとなりました。

 

参加してくださった皆様、ほんとうにありがとうございました。

ニコニコ生放送で視聴してくださった皆様もありがとうございます。

次回は6月開催です。

ご都合があえばぜひご参加ください。

 

準備不足で至らぬ点ばかりとなってしまってすみません。

次回は整えていきたいと思います。

 

 

 

 

日曜数学会仕度部屋

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   この記事は日曜数学Advent Calendar 2016の12/6の記事となっております。

 ちばの連続2日間。

 前日12/5は単位の話(算数と理科の隙間話)をお送りしました。

 ラスト二日目始まります

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日曜数学会仕度部屋

いつもお世話になっています。ちばです。
いかがお過ごしでしょうか。
今回は「日曜数学会仕度部屋」と題して
今までの発表の仕度話をしていきたいと思います。

たまに「塩鯖あーがいぶす」にて
発表タイトルが決まった段階で
意気込みとかポイントとか軽く話題として書くことはあったのですが
発表前だったり、発表後はやはり会自体のこととかを集中的に書いてしまい
「そもそもどうやってこのテーマを作っていくのか?」を書くことは
あまりなかったと思います。

一年も終わりですし、
話す機会もあるようでなかったと思うのと
残念ながら?肉屋の仕事がのってきてしまい、
話す機会でさえ怪しいところもあるので書いてみます。
もし話す機会があればまた直接でもどうぞ。

 

◎過去のLT

日曜数学会過去整数回は7回。
小数回は2回。
サイエンスアゴラが2回参加だったと思うのですが、
ちば自体は初回から参加していて、
整数回2回目からスタッフになっています。

そこでちばの発表はどうなっているかというと。

vol.1(2015/6/20) glass trasition
vol.2(2015/8/22)小学校の算数
vol.3(2015/10/31)連続量と分離量
vol.3.14(2015/12/26)糸をかけよう
vol.4(2016.1.30)もうとけない
vol.5(2016.3.27)(アイロンキューブ/二男)
vol.6.28(2016.8.21)源氏香
vol.7(2016.10.1)「お洋服と数学と」
サイエンスアゴラ(2016.11.6)「お裁縫とお洋服と数学と」

となっていて、
ざっくり分類すると

vol.1は分析化学
vol.2,3,3.14,4は算数
vol.5もカテゴリー的には算数。
vol.6は確率
vol.7とサイエンスアゴラは幾何になると思う。

自分の興味のある話はいったい数学のどこにつながるのだろう?と思って
書店で大量立ち読みをして、ちょっと考えながら帰って
自宅でまたネット使って調べてみて、また考えて、
オットにぐだぐだ話しながら、またヒントもらって
うまく出ればそこからまた調べたり、文献を探してみたり、
でなければ時間を置いて(漬け込むとも言う)、
メモとして取っておいてつながったときに取り出してくるようにしている。

その逆もやる。
日曜数学会とか別のイベントとかでちらっと聞いた数学から
なんとかして自分の興味のある方向へつなげることもする。
その場合は直感だけが頼り。
「あ。あの話と似てる」でうすいヒントから骨太に裏づけをする。
とにかくインスパイアの世界(苦笑)

 

◎道具の話
もちろんパソコンを使ってスライドをつくる。
そのパソコン、実はあたしのオットが自作したものでして。
OSはwindows7
officeはインストールされていない。

では何でスライドを作っているのかというと。
Adobe Illustrator CS6を利用して作り、
pdf保存をして、
Acrobat Proを使って編集という大変面倒くさい方法だったりする(汗)

在籍した研究室のパソコンにもOfficeはなく、
派遣の仕事をしたときに付け焼刃で覚えたきりなので
野性の感で使える程度・・・・。

たまたま友がグラフィック関係の仕事をしているので
あれってどうするの?これってどうやるの?と面白がって聞いて
制作しながら、本を読んだりして結局使えるようになりました。
教えてくれてありがとう!

 

◎個々に見ていこう

日曜数学会2016のちばの発表は下記のとおり。

vol.4(2016.1.30)もうとけない
vol.5(2016.3.27)(アイロンキューブ/二男)
vol.6.28(2016.8.21)源氏香
vol.7(2016.10.1)「お洋服と数学と」
サイエンスアゴラ(2016.11.6)「お裁縫とお洋服と数学と」

 

●「もうとけない」


年明け一発目のLTは冬休みに二男が
解いていたハイクラス算数問題集からインスパイア。
「もう冬休みは算数一色になるので
 ここからテーマを選ぼう」とは決めていました。
 
でもちょっとの気づきで

糸がほどけるようにとけそうな問題がたくさん。
大好きです。そういうの。
よりどりみどりなそんな中、

さぁどの問題を使おうかなと思っていたところ。

とんでもない?分数を約分しなさいという問題で

二男が

「2でも3でも7でも割れない。
11も13も17も19も23も試したのに
どれも約分できない(泣)」

小学生じゃなくても軽くパニックになるでしょ(汗)
(でも二男よ。その13,17,19,23と試してみるところは悪くないと思うぞ。)

 

その軽くパニックになりそうな感じが
絵本の「もうぬげない」感にそっくりだ。ということで
タイトルを「もうとけない」にしてみました。

分数を軸に決めたので、あとはもうひとつ分数的な話を探していたら
やはりあったので単位分数をターゲットに決めました。

ちなみに。そのとんでもない分数を約分するのを
夕飯を食べていたオットに向かって小話として話をしたら


「ん?分母ー分子を引き算して考えるんでしょー?(モグモグ)」


オットよ。恐るべし。なぜ知ってる?
ショーセンこわい(謎)

 

vol.5(2016.3.27)(アイロンキューブ/二男)


「常連さんのおもしろいLTも聞きたいけど
ニューカマーのLTも聞きたい。」
その心境が高まったので。
この回は早々と自分はLT発表をしないと決め、
本会の準備のみをしてました。

ふっと二男が「日曜数学会行きたいなぁ」といったので
じゃぁおいでよと言ったのだけど・・
思いつきでLTやってみない?といったら
「えぇ・・・やりたいけど自信がー・・・・」
じゃ発表の練習とか段取りとか教えるよ?って言ったら
「あぁ。じゃぁー・・やる」といったので
商談成立。テーマきめよー!
ということでいろいろ考えてみた結果。

見ていた動画をきっかけにして
制作していたアイロンキューブを
題材に算数的なテーマを作りました。

二男はゲーマーで、
オットのおかげで、パソコンを一台、タブレットも使用していているので
画像を作り上げることも可能ではあるのだけど
同時に工作も得意だったりする。
こちらが技術的なことを教えて
スライドを作ることはもちろん可能ではある。
「そうでなくて、もっと自由度たかくやるには」と考えたときに
工作を使おうとということで、
でかい模型を工作用紙で作ってみたり、
ホワイトボード使ってみたりと試験的にやってみた。
一人でスライド作ってLTやるのも楽しいけれど
誰かと作り上げるのも楽しかったりする。

また機会があったらやってみたい。

 

●vol.6.28(2016.8.21)源氏香


これは「伝道師になろう」とのコラボレーション企画でのLT。
参加者も日曜数学会とは違う感じということを十分意識して
激しく数学的内容をやるのはどうかと思い、
当初はこのブログの前日に書いた内容(単位の話)を発表するつもりでした。

でも主催者は狐さん。
内容的に日本文学と数学的なコラボレーションのものか
日本の古い時代の数学的な話を
テーマに持ってきたいという気持ちが高まりました。

最初に思いついたのは有名どころ「継子立て」(ままこたて)
これは手垢がつきまくっている話だ。。

文字数を考える話とか、数字にちなんだ粋な話とかもある。
それにも惹かれましたが、半分は日曜数学会メンバーというのもあるので
あまりそれにより過ぎるのもよくないな。。

あたしのそもそもの専門は分析なので(あ。そうなんです。)
どちらかというとこの話よりも計量的な話の方が乗りまくって話が出来る。

ということもあるのと
ちょうど「昔の調理の計量」について調べ中なので
升の話とか、昔の度量衡の話でもしようか、

貨幣換算についてとか。も考えていました。
毎日のように山のようなキーワード検索しては考えて、
文献読んでは考えてと時が過ぎていきました。

そんなときに高校数学対象の数学文献から
「源氏香」というキーワードが出てきました。
調べてみるとかなり数学的。
しかも源氏物語からインスパイアしている。
これならいけるだろう。
時間が足りるかどうかの瀬戸際だけどやるしかない。
源氏香の模様はIlustratorを駆使して、
1模様ずつ作り上げていきました。

テーマは良いのですが、話の方向性で悩みました。
ベル数を説明するには時間が足りない。
あと難易度が非常に高い(苦笑)
それを考えたら模様に着眼点をおいた方向の方がわかりやすいかな
ということで当日の動画の通りです。
さすがせきゅーんさん。ご存知でしたね。

LT発表を考えるときは参加者とかいろいろ頭をかすめたりもします。
もちろん自分の趣味とかもあるけれど。

 

●vol.7(2016.10.1)「お洋服と数学と」

サイエンスアゴラ(2016.11.6)

「お裁縫とお洋服と数学と」

 

以前から家庭科と数学のコラボレーションは絶対やりたいと思ってた。

ルーツを考えてみると。
母が服飾の専門学校がっつりと4年くらい通って、
すっぱりと結婚したのだけど(あ。そう考えると似てるなぁ)

内職をしていたこともあるのでもちろん製造している姿を見ている。
もちろん経験をつめば出来るとは思う。
でもそれ以上に数学的なところがちりばめられて作り上げられるって感じてた。

「布と紙は同じよ。」なんていわれたのだけど
紙で制作する折り紙が数学につながるなら
布だってつながるでしょ。

糸口がほしい。きっかけがほしい。
それさえわかればインスパイアできるはず。

そんなときにそんな文献が見つかった。読み始めると面白い。
でもー・・スキル的にも勉強が必要だ。それはいいとして
LTにするには自信がなかった。

男の人にヒットするだろうか。
興味を持ってもらえるだろうか。
どうせやるならもってもらえるように話を持っていきたい。

読みながらぶつぶつと勉強する毎日。

そんなときにちょっとイベントがあった。
話題的にぽんと出してみたら好反応。
それで背中を押された。

あ。やれるかも。

これに使う数学は良くわからないけど
布はある程度知っていて方法もわかる。
じゃ。勉強しているうちにつなぎ合わせることが可能かも。

そんなことを思いながら作っていったのがこの「お洋服と数学と」
これっていったいどんなカテゴリーになるの?すらも皆目不明。
お洋服についても家庭科程度だけど、
それこそ親に質問したりしてヒントの文献を探し当てたりした。
そこからよくがんばったぞ。あたし。

このLTの中で
「動機が不純なほどうまくいく」とか
「二番目に好きなものの方がうまくいく」とか話しましたが
あたしに関しては本当にそうで、
二番目くらいに好きなものの方が客観的に見られるのかもしれません。
「好き好き」ではなく「好き嫌い嫌い好き好き」くらいの方が
仕事とか研究とかはいい感じだ。

文献にはお洋服の分類までしか論じられていなかった。
これで終わるなんてつまらない。
その文献の中にカバーオールとあり、
カバーオールといえばぱっと思いつくのは赤ちゃんの服。
そういえば赤ちゃんの服は成長に合わせて長く着られるように
いろいろ工夫されてたな。そんな展開される服ってほかにない。
そういえばオイラーってどうなっているんだろう?

そこまでやったら5分なんかすぐだった。

で、vol.7をやったのだけど
あまりにもぶっとびすぎたのかなぁという印象で。
しかも駆け足で説明をしてしまったところもあるし、
話を付け加えて、のんびりやりたいなぁと思ったので

サイエンスアゴラもまったく同じ内容のものに
話を盛り込んでスライドも作り直している最中に
フエルト縫いをしていて気になっていたことを思い出した。
同じ「イチゴ」なのに、本によって型紙の取り方が違う。
立方体の展開図はバリエーションがあるけれど
そういう違いとはまた違う。
捉え方が違って出来る感じで
これは布特有だ。
どこかで話そう、どこかで使おうと思っていた。
ここで使おう。

そのためには
型紙だけじゃなくて、縫った本物もほしいなぁ・・・
糸もフエルトも切らしているので
100円ショップへ。
糸も大判のフエルトも今は取り扱いがある。
(ちょっと微妙な色合いだと手芸専門店でないと取り扱いがないのだけど
 赤とか黄色とかは取り扱いがある100円ショップも多い。)
型紙から切り出して、バリエーション全てのイチゴを全て一日でスタンバイ
しかも、本オリジナルのままの寸法なんてすごく小さいから
10cm×10cm角の大きさの工作用紙一杯に引き伸ばして描き
型紙も見せられるくらいきれいに作った。
こんな大きなイチゴなんて縫ったことない。縫える口実が出来てうれしいぞ。
しかも話す機会が出来たのもうれしかった。

「楽しそうにやってるのが一番いいんだよ。
 それが全てに現れて見ている人を楽しませる。
 お前は何を作らせても楽しさがにじみ出ている」などといわれたことがある。
 それが一番うれしかった。

当日は型紙の本をもりっと持ってきて
お客が少ないのをいいことに、型紙オタクぶりを発揮した。
聞いてくれた方々どうもありがとうございました。

さて、「日曜数学会仕度部屋」と題して
二次会で話すようなメイキングの話をぐだぐだ書きました。

日曜数学会では海のものとも山のものともつかないようなところにいるんだと思う。
どこにいても「謎のキャラ」とも言われてたのであまり気にしないことにする。

年の終わりなので来年の抱負とか考えてみるに。

とりあえず幾何は補強したい。

あとはどの部分を勉強したいというよりも
「こんなところがつながるんだよ」ってことをまたみたい。
そのための補強がしたい。

そんなところだろうか。


今年はありがとうございました。また来年もぜひ。

肉屋のスケジュールの関係で
予定組みができない部分が発生したり
もしくは突発的に組めるぞということもありそうです。

よかったら話をしましょう。
もちろんtwitter等でもぜひに。

もう年内書ける余裕があるかどうかわからないので
しっかりかきました。長文おつきあいありがとうございました。

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明日12/7はsoma_arcさんによる

Bridges(http://bridgesmathart.org/)について」

です。お楽しみに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

単位の話(算数と理科の隙間話)

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この記事は日曜数学Advent Calendar 2016の12/5の記事となっております。

12/4はicqk3さんの「多項式の素因数集合」で、

ここから2日連続でワタクシ、塩鯖が記事を書いていきます。
1日目は算数と理科の隙間話を。
2日目は「日曜数学会仕度部屋」と題して
今年のLTのバックグラウンドを書いて振り返りをします。

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日曜数学会スタッフのちばです。

今年はいろいろな場面でお世話になりました。

本当にどうもありがとうございます。

 

最初からかっこよく専門書を手にとって

勉強できればなかなか良いとは思うのだけど
昔から普段の生活の中でひょっと興味を引いたものから
火がついたように勉強して
それがどんどん蓄積して雑学満載となっていって現在に至っています。

好きなのは数学とも理科ともつかない話、
どっちにも微妙に関係する話だったりとか
もちろん一番好きなのは
「家庭科と数学」「家庭科と理科」の間の話でしょうか。
そもそも専門だった食品工学は食物、理科、やや情報、さらに数学が
入り混じっていて、すべての応用発展形かもしれないし。

で、今回の話は日々家族相手に話した小話特選集の中からお送りします。

何かがたくさんあるときに一個一個の数を扱うより
「ひとかたまり」として切り出して考えたほうが
取り扱いが楽になったりしませんか?

普段の生活で言うならば、みかんが一杯あったとして
全部の数を知りたいときは数個ずつまとめて袋に入れたり
あるいはダンボールにまとめていれてみたりして
それがいくつあるかを数えたら全体量もわかりやすい。
さらに誰かにあげるときも楽だろう。

「ひとかたまりで考える」って考え方は日常生活でもかなり使う。
家族とかに「一人シュウマイは6こずつね」や
「シュークリーム1箱6こ入り」とか。

この「ひとかたまり」で考える方法が「単位」の考え方になる。
ちょっと定義をするならば。
ある基準の量(単位=unit)を決めて、
知りたい量が何倍になるだろうか?を

表す数値を(numberical value)を決めることである。

今書いてきたのは「ひとかたまり」の数だから
ちょっと詳しく書くと「計数単位」ってことになる。

あたしが以前「分離量と連続量」ってLTをやったけど、
「個」は分離量になるから、数だ。

「数」もあるなら「量」もあるということになる。
今度は分離できないようなもの、
たとえば時間、液体、粉体だろう。

あたしは長男も二男もミルクで育てたので、
当然ミルクを調乳していた。(ミルクをつくる作業を調乳という)
粉ミルクは缶に付属しているスプーン1杯で20ml分のミルクができる。
80mlミルクを調乳したければ、哺乳瓶にスプーンで4杯いれて、
お湯を80mlまでメスアップして、蓋を閉めて振って溶かし、
それから水で冷やすなり温度調整をして出来上がり。
あとは飲ませるだけ。羨望のまなざしで見てるからそこらへんは手早くやろう。

この「スプーン一杯で20mlのミルク」が計量単位となるわけで。
こちらもミルク以外にもある。

あたしは肉屋なもので大変お世話になっている。
「100gあたりいくら」というアレ。

肉屋にある大体のものは連続量としてとらえる。

ソーセージ、ハムは分離量っぽいのだけど

グラムいくらと販売されているので連続量として捉えるのだろう。

すでに袋入りになっている製品は一袋二袋で扱うこともなくはないのだけど。

先日この話をしたら二男がおののいたのだけど、
「1時間あたりにどれだけ距離を進むかな?」を考えるのは「時速」。
これを1分あたりで考えれば「分速」で。
同じような考え方をすれば
「1mlとか1体積あたりの重さはどのくらいだろうか?」と考えるのは

「密度」になる。
これは少し規定があって、
特に温度指定が書いていなければ常温状態(20℃)でのお話。
温度によって違ってくる。
密度に関して言えば、これを使うと重さから体積を求めることが出来るし、
体積から重さを求めることが出来る。使える単位だから

今年はこれを拡張して、空間とか面とか線とか点で考えるっていうのに感動した!
数学やっている人なら知ってる話だろうけどね。

「全体を100としてとか10として、

どのくらいしめるのか?」って考えるのは割合になるよね。

これも大きく言えば単位的な考え方にいたるかもしれない。

 

小学生の一番てこずる項目で「単位量あたりの数」というのがあるけれど
これほど生活に密着している項目はないと思う。
基本、対象量/単位=数値だよ。
割合については次元がない数になるわけなので

小学生としたら捉え方が難しくなるかもしれないね。

 

長く書いたけど、ここまではイントロ(苦笑)
本題はここから。

調理は「容量、時間、温度、重量」が変数になる。
これが明確になっていると作りやすい。

現在はレシピ本とかにポンド、ポンド、分、

℃あるいは華氏、グラム、リットルを
用いて書かれていることが多い。
これはつい最近の話。19世紀になってからのこと。

それまではどうしていたか。
小麦粉一掴みとか
キティちゃんじゃないけど、りんご何個分とか
鶉の卵何個分とかそんなざっくりとした計量で伝えられていた模様。

おばあちゃんに料理を教えてもらうときって
「ここで一つまみ、お塩を入れるんだよ」そんな教えられ方だろう。
おばあちゃんが一人で作り続ければ、ある程度再現性は得られるだろうし、
毎日おばあちゃんのやり方をみていれば、
その「おばあちゃんの一つまみ」が大体わかって
ついには体得できたとしたら再現性はもちろん得られるだろう。

問題はおばあちゃんの料理がうわさになって
誰かから「おばあちゃん、作り方教えて?」と言われたときに発生する。

いつもと同じように「ここで一つまみお塩をいれるんだよ。」って
おばあちゃんは教えてくれるだろう。
へええ・・・って「お塩一つまみ」とかメモを取って帰って、
自宅に帰って、教えてもらってきたおばあちゃんの料理を作ってみて、
お塩を一つまみ入れて味見をしたら・・・
おばあちゃんの一つまみとドンピシャならだいたい塩味も同じになるだろう。
ところがその一つまみがおばあちゃんよりも多かったとしたら、
あるいは少なかったとしたら、とたんに違う味になってしまうに違いない。

「おばあちゃんの味にならない!!」なぜだ?
おばあちゃんのひとつまみの量と、その誰かのひとつまみの量が違うからだ。
再現性を持たせるにはどうしたらいいか、
そこでカップを使って計量するという方法が考え出された。
同じカップを使って計量し、

調理すれば誰が作っても再現性がある程度得られるだろう。

 

今でもアメリカなどのレシピ本は
カップやティースプーン計量でかかれているものが多いし、
よくスーパーなどに販売されているキャンベラのスープは
濃縮型で、缶一杯の水あるいは牛乳を加えて温めて食べるような仕様だ。
あたし思うにその名残だろう。

難しかったのは温度と時間だ。
オーブンの温度は隅の方に小麦粉を一掴みいれておき、
その小麦粉の焦げ具合を温度の指標にしていた。

時間についてはどうするか?
Eテレの0655(2355)という番組で「アルデンテのうた」というのがあった。
♪アルデンテ アルデンテ パスタのたましいアルデンテ♪

ではじまる歌なのだけど
その最後の方に
♪この歌を15回歌うとアルデンテ アルデンテ♪とある。
まさしくこの方法を使う。

一昔前のアメリカ、ヨーロッパの国々では

賛美歌の何番を何回繰り返す・・という方法で
調理時間を計っていたという記録がある。

ここで疑問が生じると思う。
「これって誰が歌ってはかっても同じになるの?」と。
ところがそうでもなかったらしい。なぜか?

小さいころから教会にかよって、賛美歌に触れる機会は多い。
で、何度も何度も繰り返し歌ってきている。
儀式的なものなので大きくリズム、速さが変わるものではない。
「賛美歌何番」といわれたら、もうそのリズムがみんな定着している。
「あぁ、あの速さで歌うのね」とみんなが想像でき、
みんなが実施できるとしたらどうだろうか。
その場合は指標となりえてしまうのだ。

数値化できないようなものだとしても
みんなの共通イメージが一致し、
実施できる、
あるいはみんなのイメージを一致できるように
トレーニングして、みんなが実施できるようになったとするならば、
単位として成り立ってしまうかもしれないのだ。

もちろん、それがなかなか難しいから、
数値化したら早いかもってところに至るわけなんだけどね。

お話は以上おしまいなんですけど、いかがでしたか?

オットがこの話を聞いて、苦笑しながら言ったのが
「非科学の皮をかぶった科学的な話だねえ」とのこと。
確かにそういえるかも。

日々ちょっとした小噺をすることでLTに備えています(苦笑)

明日もあたしが担当します。
数式が一個も出てこない話で恐縮です。

明日もお楽しみに。ではでは。

 

 

 

 

 

 

家事タスクの話vol.1-1(朝/幼稚園児)

vol.1は現在で、子どもが中学生の話ですが、

当然、その子どもが幼稚園に行ってたときもあるわけで、

思い出してみてちょっとやってみます。

 

ちなみにうちは男2人で2歳半違いの2学年違いで、

長男が2年保育で二男が3年保育でした。

なので細かくステイタスを書くと

   長男在園ー二男未就園

   長男在園ー二男在園

   長男就学ー二男在園となります。

幼稚園自体は電車でいうと一駅くらい離れているので

通園圏内ではあるのですが遠いのでバス通園。

バス停は同時在園をしているときは

当時の自宅の目の前のスタートから数えて5つ目のバス停を指定したのですが

長男だけが在園した年と在学した年は

駅と小学校が近い3つ目のバス停を指定しました。

 

なお、在籍した幼稚園ではバス専用の携帯電話があるので

事前連絡をすると乗車および降車するバス停を

当日に限り変更可能だったりとか欠席連絡もバスに連絡だけでよいところでした。

 

ですが、遠いので、バスの時間は早く、早番だと8:00近くに乗車になるので

今となっては習慣づいてよかったけど、

当時としてはお弁当2つつくって

幼稚園児二人支度させるわけなのでややきつい・・・

さらに実は就学した長男を学校に送迎をした時期もあるので

(学区を越境した)

いえば長男就学ー二男在園のときがかなりきついスケジュールでした。

(幼稚園と小学校が自宅をはさんで別方向で遠いというロケーションだったので

普段の生活から巡回セールスマン問題を解く感じで・・・機会があればやります・・)

 

カテゴリー分けするとこうです。

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さすがにお願いできることは一気に減りますねえ。

お願いするのは子どもではなく主にお父さんで、

カーテンを開けるとかテーブルを拭くあたりは幼稚園のボクにお願いできました。

 

幼稚園時代は体力的にも時間的にも就労は不可能でしたので

朝はバス停まで送ってから

自宅に帰るので家事を残し、

午前中にさっさと終わらせて

バス停まで迎えにいくまでに

どれだけ自由時間を稼げるか?

がメインテーマでした。

やりたいこと満載なので、とりあえずひたすらスピードアップ!です。

f:id:tsunut:20161126100514j:plain

幼稚園時代はアパート住まい(!)だったので

ゴミだしが必須事項。

朝食、着替え、登園準備に介助が必要で、しかも二人分です。

思わぬ事態が発生するといけないので食べてから着替え。

二人同時には出来ず、一人ずつで

子ども各人のスキルに合わせて介助方法を変えていきました。

 

男二人で見慣れないものを入れると食べないという事態になるので

キャラ弁をつくることはなく、

見てはっきりわかるものをお弁当に入れていて、

あまり時間をかけられないので前日準備が肝要。

さらに長男と二男が食べられるものと量が違い、

おかずを共通に出来ない事情もありました。

その場合は製造よりも中身の確認の方が一番重要。(あたしよくやった(泣))

 

持ち物も兄弟で多少違うのでこちらも確認が必要。

当人たちで連絡できたり確認が出来たりすることがあれど

認知できないこともあるのでこちらも最終確認が必要。なので

持ち物準備介助がありました。

 

実は子どもが幼稚園時代、あたしの体調がマックスに悪く、

調子がいいときは元気に全部さっさとこなせるんですが

掃除、洗濯、食器洗いを休みながらこなすか、

ひどいときは子どもが登園なり、登校なりした後で

そのまま寝込み、なんとかやっと起き上がって迎えにいって

帰ってきたらまた寝込むということも多々ありました。

 

最低限ここまでは絶対やるというラインは決めておけると

いいかなとは思います。

 

いいグッツやいいサービスに頼れるときは頼ってうまくこなそうだろうか。

 

ちなみにきつかったのはこの幼稚園時代3年間がピークで

どちらも小学校に在籍した年から

学校にいる時間が長くなり、

休める時間が多くなったのでだんだんとよくなりました。

 

何かの参考になれば。

 

帰宅後からのもまた書きます。